動物図鑑・アメリカアカリス

アメリカアカリス さんのプロフィール



動物図鑑・アメリカアカリス

アメリカアカリス

齧歯目 リス科
学 名 Tamiasciurus hudsonicus
英 名 American Red Sqirrel
分布域 北アメリカ
生息環境 主に森林地帯
体 長 18~25cm 程度
尾 長 9~16cm 程度
体 重 140~280g 程度

アメリカアカリスはアラスカとカナダのケベック州以南、ロッキー山脈からニューメキシコ、アパラチア山脈からサウスカロライナまで辺りに分布するリスで、ハイイロリスと同様、主に針葉樹林に生息しているが、適応力に優れ、人の住む周りや、都市部の公園などでも見かける。

体は茶色や赤茶色、赤色を帯びたオリーブ色などで、冬季は明るい色になる。
胸から腹部にかけては白や淡いクリーム色で、眼の周りも白く縁取られている。

体の大きさはニホンリスと同じくらいで、ハイイロリスよりはずっと小さい。

アメリカアカリスは樹上性のリスで、木に登ったりするために強い爪をもっていて、後ろ足の力も強く、跳躍力にも優れている。
また、リスの視野は大変広いが、樹上性のリスの場合、この視界の広さが樹間の移動に役立っていて、木の間をかなり敏捷に移動することが出来る。

普段は単独で生活し、主に松ぼっくりなどの木の実や種子、果実、花や芽などを食べるが、昆虫や鳥の卵、ヒナなども食べる。

食べ物が少なくなる冬季に備えて、秋にはまだ緑色の松の実などを、地面を浅く掘って貯蔵する習性がある。
冬季には鋭い嗅覚で蓄えた場所を探し出すが、4m程も雪が積もった所のもの探し出すと言われている。

主に昼間に活動するが、時には夜間も活動する。
春から夏にかけては主に朝から昼にかけて活発に活動するが、秋には冬の食料の為に一日中活発に動きまわる。

行動範囲は地域や食糧事情などによって変化するが、平均すると100~250m四方と言われている。
強い縄張り意識をもっていて、特に、食料を貯蔵しはじめる秋にははっきりと現れる。

繁殖は年に1~2回行われ、南部と東部に分布しているものは、春と夏の終わりにそれぞれ1回見られ、北部のものは普通は春に1回行われる。
巣は樹洞などを利用することが多いが、適当な樹木が見つからないような時には地面を掘って作ることもある。

妊娠期間は35日程で、普通は1産3~4子、多いものでは8子を出産することもある。
生まれたばかりの子どもの体重は7g程で、70日程は授乳期間がある。
雌雄共に1年程で性成熟し、野生での寿命は5年程度、飼育下では9年程度と考えられている。

外敵はワシやタカなどの猛禽類やヘビ、キツネオオヤマネコなどで、危険が迫ると鋭い警戒音をあげる。
この他にも多くの外敵がいるが、アメリカアカリスは動きが敏捷で、深い森や茂みの中に素早く逃げ込んでしまうので、捕食者が多いにも関わらず、高い生存率をもっている。

アメリカアカリスと名前のよく似たヨーロッパアカリスはユーラシア大陸に広く分布するが、アメリカアカリスとは別の種類である。




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 今後とも園内の充実を図っていく予定ですので、動物図鑑や写真集などとして、是非利用してください。
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