動物図鑑・ヒイロニシキヘビ

ヒイロニシキヘビ さんのプロフィール



動物図鑑・ヒイロニシキヘビ

ヒイロニシキヘビ

有鱗目・ニシキヘビ科
学 名 Python curtus
英 名 Blood Python / Red python / Short-tailed python
分布域 マレー半島やインドネシアなど
生息環境 熱帯雨林や沼地、河川など
全 長 1.5~1.8m 程度
体 重 7~9kg 程度

ヒイロニシキヘビはタイ南部からマレー半島、インドネシアのスマトラ島やボルネオ島などに分布しているニシキヘビの仲間で、大きいものでは2.5m程に成長する。

体は細長いが、他の蛇に比べて胴は太く、全体にずんぐりとしている。
また、尾は体に対してかなり短い。

体色には変化があるが、ベージュや黄褐色、灰色を帯びた茶色などで、茶色や赤褐色、濃いオレンジ色や暗褐色などの不規則な斑があり、全体に赤っぽい色合いをしている。
この赤っぽい体色からヒイロ(緋色)と名前が付けられているが、腹側は白っぽく、淡い色をしている。

海抜1000m辺りまでの熱帯雨林に生息しているが、沼地や湿地、河川など、他のニシキヘビよりも水辺を好むと言われている。
主として夜行性で、鳥類や小型の哺乳類などを食べるが、水辺には獲物となるネズミが多く、水の中に入って獲物が近寄ってくるのを待っていることも多い。

繁殖は春の早い時期に行われ、雌は10~16個ほどの卵を産む。
卵は2ヵ月半から3ヶ月程で孵化するが、その間、雌は体を卵に巻きつけて抱卵する。
また、気温が下がると、雌はインドニシキヘビビルマニシキヘビのように体を震わせ、体温を上げて卵を保温するのではないかとも考えられている。

孵化した子どもは全長30cm程度で、飼育下での寿命は25年を超えることが知られている。
また、飼育下ではおとなしく、じっとしていることが多いとも言われている。

尚、ヒイロニシキヘビは次の三亜種に別けられているが、別種とする意見もある。

 ・Python curtus curtus (スマトラ島の西部と南部)
 ・P. c. breitensteini (ボルネオ島)
 ・P. c. brongersmai (マレー半島)

このほか、ヒイロニシキヘビの皮は靴やバッグに利用されていて、それを目的とした狩猟が行われているが、現在のところ絶滅の心配はないとされている。
尚、ニシキヘビ科は、ボア科とされる場合もある。



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 今後とも園内の充実を図っていく予定ですので、動物図鑑や写真集などとして、是非利用してください。
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