動物図鑑・レインボーアガマ

レインボーアガマ さんのプロフィール



動物図鑑・レインボーアガマ

レインボーアガマ

有鱗目・アガマ科
学 名 Agama agama
英 名 Common Agama / Rainbow Lizard / Red-headed rock agama
分布域 サハラ砂漠より南のアフリカ
生息環境 サバンナや草原、森林や岩場など
全 長 30cm 程度

レインボーアガマは、サハラ砂漠より南のアフリカに分布しているトカゲで、主にシエラレオネからリベリア、コートジボワール南部、ガーナ南東部などの西アフリカに分布しているが、その他の地域にも広く分布すると言われている。

頭部は比較的大きく、尾は長くて、全長の半分以上もある。
四肢はよく発達していて、いずれも5本の指があるが、同科のアゴヒゲトカゲなどのように、首や背に見られる棘のような突起などははっきりとしない。

体色は青味を帯びたような褐色で、頭部から首にかけてはオレンジや黄色、腹部から尾などは青っぽい色をしている。
しかし、成熟した雄の体色は、体温や環境の変化、雌への求愛行動や縄張りへの侵入者に対しての威嚇や攻撃など、環境に応じて変化し、地域や固体によっても違いがあるとも言われている。
しかし、雌や若い雄では、褐色や黄色っぽい緑色のような色をしていて、体は雌よりも雄の方が大きい。

レインボーアガマは、サバンナや草原、岩場や森林地帯、二次林やプランテーション、砂丘など、さまざまな所に生息していて、低地から標高700m辺りまで見られる。
マングローブの茂る湿地帯や沿岸部、都市近郊、農地周辺などにも生息していて、民家の壁に取り付いていることもある。

日中に活動し、アリやシロアリ、バッタや甲虫類などの昆虫類を食べるが、節足動物や小型の爬虫類のほか、花や草、果物なども食べる。
主に地上で生活し、岩陰や植物の茂みなどに隠れていて近寄ってくる獲物を待っているが、舌の先は粘液腺で覆われていて、アリなどの小さな獲物を食べるのに適している。

繁殖は主に雨季に見られるが、降水量が一定している地域では、ほぼ一年中繁殖する。
また、繁殖期の雄は頭部と首、尾が鮮やかなオレンジ色に変わり、体は濃い青色になるほか、縄張りを主張し、進入してくる雄と激しく争う。

雌は地面に5cm程の深さの穴を掘り産卵するが、巣は適度な湿度に保たれている草が茂る砂地につくられる。
雌は楕円形の卵を、一度に5~7個ほど産む。

巣には日中のほとんどの時間陽が当たっていて、卵は8~10週間ほどで孵化するが、卵の温度が27℃までなら雌が生まれ、29℃を超えると全て雄が生まれるとされている。
生まれたばかりの子どもは全長11cm程で、雌は1年半、雄は2年程で性成熟する。

このほか、レインボーアガマは地域によっては食料や医薬品として獲られているが、現在のところ絶滅の恐れはないとされている。

尚、これまで亜種とされていた A. a. africana、A. a. boensis、A. a. mucosoensis は、現在別種(A. africana、A. boensis、A. mucosoensis)として扱われている。



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 今後とも園内の充実を図っていく予定ですので、動物図鑑や写真集などとして、是非利用してください。
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