アルマジロトカゲ さんのプロフィール |
アルマジロトカゲ |
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有鱗目・ヨロイトカゲ科 | ||||
学 名 | Cordylus cataphractus | |||
英 名 | Armadillo girdled lizard | |||
分布域 | 南アフリカ共和国 | |||
生息環境 | 岩の多い乾燥地帯など | |||
全 長 | 16~21cm 程度 | |||
体 長 | 10~12cm 程度 | |||
IUCNによる保存状況評価 / 絶滅危惧種 (VU) | ||||
アルマジロトカゲは南アフリカ共和国南部に分布する固有種で、全身が鱗で覆われている特徴的な体をしている。 体色は褐色や黄褐色などで、指の先まで鱗に覆われ、まるで鎧を着ているに見える。 岩の多い荒れた土地に生息し、主に昆虫やクモなどの動物質を食べる。 昼間に活動するが、日中は岩穴や岩の隙間などに隠れていて、朝夕に活発に動きまわる。 また、半砂漠地帯のような乾燥した地域に生息しているので、乾燥には強いように思えるが、日中は湿度の保たれた岩穴などに潜んでいるので、乾燥に強いとは言えない。 危険が迫ったりすると、岩の隙間などに逃げ込むが、逃げる場所がない時には尾を振りまわしたり、体を丸めて身を守るようにする。 この習性がアルマジロに似ていることから名前が付けられているが、アルマジロのようにからだをボール状に丸めるのではなく、尾の先を口でくわえて、体をドーナツ状の輪にして身を守る。 また、アルマジロトカゲはトカゲの中でも珍しく、卵を産まない胎生で、普通は一度に1~2匹の子どもを産む。 その他、小さな群れで生活するという習性も見られ、外見に似合わず、性質もおとなしい。 アルマジロトカゲは限られた地域にしか生息していないが、その特徴的な体つきからペットに利用されることがあり、近年はそれを目的とした密漁などによって生息数が激減している。 現在は国際自然保護連合(IUCN)の保存状況評価によって、レッドリストに絶滅危惧種(VU)として指定され、保護活動が行われている。 このページの先頭へ |
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