本種は、単に「ソウゲンワシ」と呼ばれることもあるが、国内で同じくソウゲンワシと呼ばれているAquila nipalensis(英名Steppe
eagle)とは別種で、アフリカソウゲンワシと呼ばれている。 Aquila nipalensisに比べると少し小さいが、それでも大きいものだと翼開長190cm、体重は3kgを超えるものもいる。 羽色は褐色だが、暗褐色や茶褐色、黄褐色や赤褐色など変化がある。 口と鼻の辺りは黄色く、くちばしの先は黒っぽい。 また、足は体と同じような褐色の羽毛で覆われ、足先はオレンジ色を帯びた黄色をしている。 ソウゲンワシは名前にようにサバンナや開けた平野などの乾燥地帯に生息しているが、半砂漠地帯などにも生息している。 また、ソウゲンワシはヨーロッパの東部やサハラ砂漠を省くアフリカや中央アジアなどに広く分布しているが、アジアのものは冬にはインドなどの南西アジアに移動する。 主にネズミやウサギなどの小型の哺乳類や爬虫類の他、鳥や死肉なども食べるが、ソウゲンワシは気が荒く、他の猛禽類からも食べ物を横取りしたりする。 近年、アフリカソウゲンワシの生息数は減少していて、国際自然保護連合(IUCN)では、絶滅危惧集(VU)に指定している。 タカ科の鳥へ / このページの先頭へ |
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アフリカソウゲンワシ