カグーは地上性の鳥で、別名・「カンムリサギモドキ」と呼ばれることもある。 ニューカレドニアの固有種で、ほとんど飛ぶことができないが、地上では敏捷に動き回ることができる。 分布域・生息環境カグーはフランス領・ニューカレドニアに分布している固有種として知られているが、ニューカレドニア島だけに分布している鳥で、周辺のロイヤルティ諸島などには生息していない。 大きさ・形態カグーは雌雄ともにほとんど同色の鳥で、全体に青みのある明灰色をしていて、頭部には長い冠羽が見られる。 生態・生活カグーは鬱蒼とした森林地帯や低木林などに生息していて、ペアや、或いはその家族群である数羽ほどの群れで生活している。 繁殖・寿命 繁殖期は5~12月頃に見られ、繁殖は一夫一婦で行われるが、その関係は長期にわたって継続し、時には生涯の間続くとも言われている。 保護状況・その他 かつて、カグーはニューカレドニア島に広く分布していたと言われているが、1853年にフランスによる植民地化がはじまり、ニッケル鉱採掘のために森林が伐採され、同時期に移入されたイヌやネコ、ネズミなどによっても生息数が激減した時期があった。 |
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カグー