ベニジュケイは中国南部やチベット南部、ベトナム北部、インド北西部などの高山の森林地帯に生息しているキジ科の鳥で、主に果実や木の実、草などのほか、昆虫などを食べる。 体はずんぐりとした感じがするが、雄の体は白い数珠模様が入る赤みを帯びたオレンジ色で、大変美しい。 また、顔の裸出した部分は鮮やかな青色で、喉の肉垂と肉角質も深い青色をしていて美しく、足はピンク色をしている。 ベニジュケイの雌は雄よりも体が小さく、全身が茶色に白の目立たない色をしている。 また、顔の裸出部も白い。 巣は枯枝や枯葉などで樹上につくり、産座には羽毛をしく。 5月頃に4~6個の卵を産み、抱卵日数は26~28日。 ベニジュケイは大変美しい鳥であるが、生息数は少なくなっている。 また、近年の生息地の破壊などによって、更なる生息数の減少が危惧されている。 写真はいずれも雄のベニジュケイ。 キジ科の鳥へ / このページの先頭へ |
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ベニジュケイ