ゴールデンマンガベーは、コンゴ川流域の森林地帯に生息するオナガザル科のサルで、普通は30頭程度の群れで生活している。 体毛は密生していて、毛色は上毛がオリーブグーリンや茶色で、下毛は黄色や明るいオレンジ色をしており、全身が黄褐色から黄金色の美しい毛でおおわれているように見える。 鼻筋から口にかけては黒っぽいが、目の周りはピンク色をおび、瞼は白い。 尾は長く、体長よりも長い。 また、雄の方が雌よりも体が大きい。 湿地帯の森林地帯に生息しているが、木に登ることは少なく、一日の大半を地上で過ごしている。 雑食性の動物で、果実や木の実などの植物食のほか、昆虫やカエル、クモ類なども食べる。 普通は1産1子で、寿命は長くても30年程度と考えられている。 ゴールデンマンガべーについては詳しいことが分かっておらず、国際自然保護連合(IUCN)の保存状況評価には情報不足(DD)として記載されていたが、現在は絶滅危惧種(EN)とて指定している。 また、近年の生息地の開発や破壊などによって、その個体数は減少していると考えられている。 オナガザル科の動物へ / このページの先頭へ |
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ゴールデンマンガベー