ハチクマ さんのプロフィール |
ハチクマ |
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タカ目・タカ科 | ||||
学 名 | Pernis ptilorhyncus | |||
英 名 | Oriental honey buzzard | |||
分布域 | ユーラシア東部の温帯から亜寒帯域 | |||
生息環境 | 低山帯の森林 | |||
体 長 | 52~60cm 程度 | |||
翼開長 | 120~135cm 程度 | |||
体 重 | 550~1000g 程度 | |||
ハチクマはユーラシア大陸に広く分布している大型のタカで、北方に生息しているものは、冬にはインドやインドシナ半島など、南へ渡る。 国内には、数は少ないが九州以北に夏鳥として渡来し、森の中に巣をつくる。 クマタカよりは小さいが、大きいものだと翼開長が150cm近くのものもあり、雌の方が体が大きい。 雄の尾羽には太くて黒い2本の帯があり、雌には2~3本の細い帯がある。 普通は体の上面は黒褐色で、下面は黄褐色や淡褐色などであるが、白色の横縞があるものなど、ハチクマには変化が多い。 ハチクマは単独かつがいで生活し、昆虫や両生類、リスなどの小型の哺乳類などを捕食するが、地上でスズメバチなどの巣を掘り起こして幼虫やサナギを食べる習性がある。 このハチを食べる習性と、クマタカに似ていることからハチクマと呼ばれている。 また、英名の「Honey Buzzard」とは「ハチミツを食べるノスリ」という意味であるが、ハチクマはハチミツは食べないと考えられている。 地上にあるハチの巣は丈夫な足で壊してしまうが、スズメバチの毒針は、ハチクマの硬い羽毛によって刺さらないと言われている。 かつてはオジロワシやクマタカと同様、ハチクマの尾羽は矢羽として使われていた。 タカ科の鳥へ / このページの先頭へ |
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