コジュケイは小型のキジ類で、体長は25cm程とウズラよりもひと回り大きい程度である。 中国南部や台湾などに分布しているが、山地や平地の森林や草地などの他、人里や農耕地などでも見られ、時には町の中にも生息している。 雌雄共に全体に褐色で、腹部はオレンジ色っぽい黄色に黒褐色の斑紋がある。 また、頬から喉にかけては、鮮やかな赤褐色の模様が見られる。 コジュケイは国内でも見られるジュケイであるが、元々は外来種で、大正時代に狩猟の目的で移入されたものである。 現在では普通種になっているが、コジュケイは寒さに弱いため東北地方南部が北限で、雪の多い日本海側には分布していない。 主に植物の芽や実、種子などを食べるが、昆虫なども食べる。 コジュケイは用心深く、あまり姿を見せることはないが、採食の為、早朝などに開けた場所に出てくるときなどに姿を見ることがある。 巣は地面を浅く掘って枯れ草などを敷いてつくり、一度に7~8個の卵を産む。 キジ科の鳥へ / このページの先頭へ |
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コジュケイ