ソデグロヅル さんのプロフィール |
ソデグロヅル |
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ツル目・ツル科 | ||||
学 名 | Grus leucogeranus Pallas | |||
英 名 | Siberian crane | |||
分布域 | ロシア南東部やシベリア中北部辺り | |||
生息環境 | 湖沼や湿原、農耕地など | |||
体 長 | 140cm程度 | |||
翼開長 | 230-260cm 程度 | |||
体 重 | 5~6kg 程度 | |||
IUCNによる保存状況評価 / 絶滅危惧種 (CR) |
ソデグロヅルは体全体が白色をしているが、初列風切と初列雨覆は黒く、顔の前部分は裸出して暗い赤い色をしているほか、嘴も淡赤色や暗赤色をしているのが特徴である。 また、雌雄同色で足も淡赤色をしている。 ロシア南東部やシベリア中北部などで繁殖し、冬には中国南部やインド辺りに渡りをする。 日本には稀にやってくる冬鳥で、主に水草の根や葉のほか、魚やトカゲ、カエルなどを食べる。 浅い沼の湿地や芦原や藪のある湖の岸などで繁殖し、湿地上に葦などで巣をつくる。 繁殖期は4~8月で、普通一度にふたつの卵を産む。 ソデグロヅルはアネハヅルなどと同じで、繁殖期にはつがいで広い縄張りをもつが、渡りや越冬地では群れを成して生活する。 ソデグロヅルは世界的に数が少ないが、繁殖地の開発などの影響で、更なる生息数の減少が懸念されている。 現在、ソデグロヅルは国際自然保護連合(IUCN)の保存状況評価によって、絶滅危惧種(CR)としてレッドリストにも指定されている。 ツル科の鳥へ / このページの先頭へ |
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