リュウキュウアオヘビ さんのプロフィール |
リュウキュウアオヘビ |
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有鱗目・ナミヘビ科 | ||||
学 名 | Cyclophiops semicarinatus | |||
英 名 | Ryukyu green snake | |||
分布域 | 奄美群島から沖縄諸島など | |||
生息環境 | 平地から山地の森林や草原など | |||
全 長 | 60~100cm 程度 | |||
リュウキュウアオヘビは、アオダイショウやシマヘビなどと同じナミヘビ科に属している中型のヘビで、奄美群島から沖縄諸島、小宝島や宝島などに分布している。 全身を覆う鱗の隆起ははっきりせず、背側の色は、名前のように緑や灰緑色、緑褐色などをしている。 また、不明瞭な4本の暗色の縦縞があるが、腹側は黄色っぽい色をしている。 しかし、体色には個体差があり、茶褐色や暗褐色、黒っぽいものなども見られ、縦縞が見られないようなものもいる。 リュウキュウアオヘビは、平地から山地にかけての森林や草原などに生息していて、主にミミズを食べる。 森林内では、ミミズが多く生息しているような水辺や湿った環境を好み、農地などでも見られる。 また、主として昼間に活動するが、昼夜共に活動し、カエル類なども食べる。 性質はおとなしく、自ら攻撃してくるようなことはない。 しかし、危険を感じたり、捕らえようとすると頭をもたげて威嚇する。 それでも相手がひるまないと、毒はもっていないが、噛み付いてくる。 詳しい繁殖の様子などは分からないが、雌は、7月に1回につき3~11個の卵を産むと言われている。 この他、アオヘビの仲間は東南アジアから台湾、日本などに6種が分布しているが、国内に分布しているものは、本種のほかサキシマアオヘビ(Cyclophiops herminae)が知られている。 いずれも日本の固有種とされていて、現在のところ絶滅の恐れはないとされている。 このページの先頭へ |
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