テングキノボリヘビ さんのプロフィール |
テングキノボリヘビ |
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有鱗目・ナミヘビ科 | ||||
学 名 | Langaha madagascariensis | |||
英 名 | Madagascar / Malagasy leaf-nosed snake | |||
分布域 | マダガスカル島 | |||
生息環境 | 森林地帯 | |||
全 長 | 1m 程度 | |||
テングキノボリヘビはマダガスカル島の固有種で、アオダイショウやシマヘビなどと同じナミヘビ科に属している。 雌雄共に体は細長いが、ヘビ類としては珍しく、頭部の様子は雌雄で異なっていて、雄の吻は突き出すように尖っているが、雌では平たくて葉のように広がっている 体色も、雄では背側が茶褐色で、腹側は淡く、黄色っぽい色をしているが、雌では灰色や灰褐色のような色をしている。 テングキノボリヘビは低地の落葉広葉樹林などに生息しているが、湿気の少ない乾燥した森林を好む傾向がある。 島の北部に多く、地上から1.5~2メートル程のところで、ほとんど樹上生活をしている。 詳しい生態などは分からないが、小型のトカゲやヤモリなどを食べる。 また、木の枝からぶら下がったりして獲物が近づくのを待っているが、細長い体や特徴的な頭部は、木の枝やツルなどに擬態する役目を果たしていると考えられている。 このほか、雌は一度に5~11個ほどの卵を産むと言われている。 テングキノボリヘビは、現在のところ絶滅の恐れはないとされているが、マダガスカルの低地では森林伐採や農地の拡大などに生息地が減少していて、それに伴う生息数の減少が心配されている。 このページの先頭へ |
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