ホウシャガメ さんのプロフィール |
ホウシャガメ |
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カメ目・リクガメ科 | ||||
学 名 | Geochelone radiata | |||
英 名 | Radiated tortoise | |||
分布域 | マダガスカル南部 | |||
生息環境 | 乾燥した森林など | |||
甲 長 | 40cm 程度 | |||
体 重 | 13~16kg 程度 | |||
IUCNによる保存状況評価 / 絶滅危惧種 (CR) | ||||
ホウシャガメはマダガスカル島南部に分布しているリクガメで、水に入ることはない。 別名をマダガスカルホシガメ、オオホシガメなどとも呼ばれが、その名前の通り、背甲には放射状の濃黄色の線模様があり、黒褐色の甲羅とのコントラストが美しい。 背甲はドーム状に盛りあがり、甲板は成長輪がよく分かる。 しかし、年老いた個体は磨耗し、しばしば不鮮明になることがある。 ホウシャガメのこの色合いはかなり目立つ色でもあるが、生息地では保護色の役目をしていて、それ程目立つことはない。 また、ホウシャガメは一見してホシガメに似ているが、ホウシャガメの頭部は黄色く、上部は甲羅と同じような黒褐色をしている。 また、ホウシャガメには背甲の先端で左右の縁甲板をつなぐ項甲板がある。 平地の草原などに生息し、主に果実や草、木の芽などを食べ、普通は3~9程度の卵を産み、15~20cm程度の穴を掘って産卵する。 ホウシャガメの寿命は長く、150年を超えると言われているが、ホウシャガメはカメの中でも最も美しいため狩られることも多く、かつては食用とされていたことなどもあり、生息数がかなり減少している。 現在、ホウシャガメは国際自然保護連合(IUCN)の保存状況評価によって絶滅危惧種(CR)としてレッドリストに指定されており、保護政策の下、商業目的の国際取引は禁止されている。 このページの先頭へ |
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