ノマウマは、愛媛県今治市郊外の乃万(野間)地方で保存されてきた在来馬で、体長は2m程度。 ポニーと呼ばれる小型のウマの仲間で、体は小さいが、がっしりとした体つきをしている。 性質はおとなしく、毛色は栗色や褐色、黒褐色などであるが、青みがかったものなども見られる。 体に対して頭は比較的大きく、タテガミも多い。 江戸時代には肩高が120㎝以上なら軍馬に用いられ、それ以下は農家に払い下げられたが、ノマウマは蹄が硬いため蹄鉄を打つ必要がなく、力も強いので、荷駄としてとても重宝がられた。 明治以降もノマウマは貴重な家畜であったが、現在では農家の機械化などのため、その数は減少している。 飼育下での寿命は20年程度と言われている。 ウマ科の動物へ / このページの先頭へ |
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ノマウマ