ギンギツネは北半球に広く分布しているアカギツネの黒色化型で、体毛は黒地に白銀色の差し毛になっている。 ギンギツネはカナダなどの寒冷地に多く生息しているが、アカギツネと同様、山地の森林や平原の他、人里近くにも現れ、さまざまな環境に順応している。 ギンギツネの習性や食性などはアカギツネと同じで、主として夜行性で、ネズミやウサギ、鳥や昆虫、爬虫類などのほか、果実などの植物質を含め、なんでも食べる。 キツネは毛皮用にも利用されているが、ギンギツネの毛皮は特に美しいことから高級とされ、養狐場などでも飼育されている。 (近年では、動物愛護の観点から毛皮の需要は少なくなり、飼育数もかなり少なくなっている) また、キツネはニワトリなどの家禽を襲うこともあるが、キツネを害獣として駆除したところでは、かえってネズミの害が増えた地域もある。 イヌ科の動物へ / このページの先頭へ |
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ギンギツネ