ダイシャクシギは、国内で見られるシギ類の中では最も大きく、長い嘴が特徴になっている。 春と秋の渡りの時期に飛来してくるが、国内では生息数が減少している鳥のひとつで、自治体によっては絶滅危惧種に指定している。 分布域・生息環境 ダイシャクシギは北欧から中央アジアにかけての内陸部で繁殖し、西ヨーロッパからアフリカ、中東からインド、東南アジアの沿岸部などで越冬する。 大きさ・形態 国内に飛来するシギ類の中では、ホウロクシギと共に最も大きく、ニワトリほどの大きさがある。 生態・生活 国内では、春と秋の渡りの時期に見られるが、西南日本の広い干潟などでは冬を越すものも見られる。 繁殖・寿命 繁殖は5~7月頃に一夫一妻で行われ、この時期には縄張りが主張される。 保護状況・その他 近年、ダイシャクシギの生息数は減少していて、国際自然保護連合では準絶滅危惧種(NT)に指定している。 |
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ダイシャクシギ