キアシシギは中型のシギ類で、名前のように脚は黄色く、日本では、春と秋の渡りの時期にはふつうに見られる。 しかし、生息数は減少傾向にあり、自治体によっては絶滅危惧種や準絶滅危惧種などに指定している。 分布域・生息環境 夏にはシベリア北東部やカムチャツカ半島などで繁殖し、冬には東南アジアやニューギニア、オーストラリアなどに渡って越冬する。 大きさ・形態 キアシシギはシギ類の中では中型で、ツグミと同じほどの大きさがある。 生態・生活国内では、春と秋の渡りの時期に各地で見られ、全体としては個体数が多い鳥で、九州などの暖かい地方では越冬するものも見られる。 繁殖・寿命 繁殖地では、川岸の礫の多い地面に浅い窪みをつくって営巣するが、樹上にあるツグミなど、ほかの鳥の古巣を利用することもあるとされている。 保護状況・その他 キアシシギは、現在のところ、国際自然保護連合(IUCN)では絶滅の恐れはないとしているが、国内では生息数が減少傾向にある。 |
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キアシシギ