アナホリフクロウさんのプロフィール |
アナホリフクロウ |
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フクロウ目・フクロウ科 | ||||
学 名 | Speotyto cunicularia | |||
英 名 | Burrowing Owl | |||
分布域 | 南北アメリカ | |||
生息環境 | 開けた草原など | |||
体 長 | 20~25cm 程度 | |||
翼開長 | 55cm 程度 | |||
体 重 | 150~200g 程度 | |||
アナホリフクロウは南北のアメリカ大陸に広く分布する小型のフクロウで、日中に活動することからよく知られている。 羽色は褐色や茶褐色などで、丸くて白っぽい斑が散在し、腹面は白い。。 昼間に活動する珍しいフクロウであるが、日中に活動するだけでなく、多くの点でほかのフクロウ類とは違っている。 フクロウの仲間はふつう森林などに生息しているが、アナホリフクロウは開けた草原や農地のほか、半砂漠地帯のようなところなどにも集団で生息していて、巣も樹洞などを利用するのではなく、地下に巣穴を持っているという点でも変わっている。 但し、アナホリフクロウと言っても、自分で穴を掘ることは滅多になく、プレーリードッグなどのジリスが掘った、使わなくなった巣穴などを利用している。 バッタなどの昆虫類を主に食べるが、ヘビやトカゲ、クモ類などの他、ノネズミなども食べる。 しかし、獲物を捕らえる方法も変わっていて、地上を走って、飛び出してきた昆虫などを捕らえる。 この時かなりの距離を走ることもあるが、脚は比較的長く、草原などを走るのに適していると言える。 また、地上を走り回るだけでなく、アナホリフクロウは羽ばたきながら空中に留まるホバリング飛行をする能力があり、時には空から獲物を狙うこともあるほか、バイソンなどの動物の糞を巣穴の近くに運び、それに集まってきた昆虫類を捕らえるというようなことも見られる。 フクロウ科の鳥へ / このページの先頭へ |
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