ヒヨドリは国内各地に生息していて、最も身近な鳥のひとつになっている。 市街地の公園や庭先などでもふつうに見られ、秋にはセンダンの実などに群れで集まり、たちまちの内に食べてしまう。 分布域・生息環境 ヒヨドリは樺太から日本、朝鮮半島や台湾、中国南部からフィリピン北部にかけての東アジアに分布していて、冬季には、北のものは暖かい地方へ移動する。 大きさ・形態体はキジハトなどよりは小さいが、ムクドリよりは少し大きく、全長は27~29cm程度、翼を広げた翼開長は40cm程の長さがある。 生態・生活 ヒヨドリは国内各地に広く生息しているが、北のものなどは、冬には西日本などへ移動していき、渡りの時期には大きな群れが見られる。 繁殖・寿命 繁殖期は5~9月頃で、繁殖は一夫一婦で行われる。 保護状況・その他 現在のところヒヨドリの生息数は安定していて、国際自然保護連合などでは、絶滅の恐れはないとしている。 |
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ヒヨドリ