イエウサギは、スペイン地方のアナウサギから家畜化したもので、ローマ時代には、すでに地中海地方の島々で飼育されていた。 現在ではさまざまなウサギの品種があり、「ベルジアン」、「カリフォルニア」、「フレミッシュ・ジャイアント」などの品種は主に食用として、「チンチラ」、「ニュージーランド・ホワイト」、「レッキス」などは毛皮用に、また、「アンゴラ」品種のように毛を目的として改良されたものもある。 多くの品種の毛色は褐色や灰色、黒、白、茶色、また、ぶち模様などで、腹面は白っぽい。 また、大きさも様々で、フレミッシュ・ジャイアントなどは体長60cm程にもなり、中型の犬ほどの大きさがある。 後肢がよく発達し、移動する時は後ろ足で跳ねるようにして移動し、耳が長いのもウサギ類の特徴である。 食性は植物性で、草や木の葉、樹皮、果実などを食べる。 ウサギは医療用、実験用などに多く用いられる動物であるが、飼育がやさしくおとなしい性質であることから、動物園の他、幼稚園や小学校などでも飼育されている。 また、モルモットなどと同様、ペットとしてウサギを飼育している人も多く、国内でも馴染みの深い小動物である。 国内にはトウホクノウサギなどのノウサギの他、天然記念物に指定されているアマミノクロウサギなどが生息している。 ウサギ科の動物へ / このページの先頭へ |
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イエウサギ(カイウサギ)