ユーラシアリスのことを一般にリスと呼ぶが、リスは樹上生活をし、他の齧歯類とは違い昼間に行動する。 本種はヨーロッパからアジアにかけてのユーラシア大陸に広く生息してるリスで、別名をヨーロッパリスともいう。 体毛は下面が白色で、上面は黒色、褐色、たいしゃ色の三色がある。 主にアメリカに生息するトウブハイイロリスに比べると少し小さいが、耳は大きく、冬毛では先端に長いふさがある。 巣は樹洞につくることもあるが、樹上に木の枝などを用いて球状の巣をつくることもある。冬眠はしない。 果実や堅い木の実、種子、芽などを食べるが、ドングリを好み、昆虫や鳥の卵など、動物質のものも食べる。 動きはすばやく、危険が迫るとするどい警戒音を発し、尾を振って仲間に伝える。 春と秋の年2回繁殖し、38~40日で平均5~7子。 野生での寿命は3~4年程度。 北海道に生息するエゾリス(S.v.orientis)は本種の亜種で、本州から九州に生息するホンドリス(ニホンリス)も本種の亜種 S.v.lis とされる場合があるが、別種(Sciurus lis)とする説もある。 リス科の動物へ / このページの先頭へ |
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リス(ユーラシアリス)