キョウジョシギは最北で繁殖するシギ類のひとつで、日本では春と秋の渡りの時期に見られる。 名前は、羽毛の模様が、京都の女性が着ていた着物の柄に似ていることから付けられていて、特徴をよく表している。 分布域・生息環境 キョウジョシギは、一年の間に繁殖地と越冬地を行き交う渡り鳥で、ユーラシア大陸北部からアラスカ、カナダ、グリーンランドに至るツンドラ地帯で繁殖し、冬には中・南アメリカやアフリカ、東南アジアやニュージーランド、オーストラリアなどに移動して越冬する。 大きさ・形態生態・生活 日本では春と秋の渡りの時期に見られ、全国に飛来する。 繁殖・寿命 繁殖は年に一度、一夫一婦で行われるが、ほとんどのものは、同じ繁殖地に戻ってくるとされている。 保護状況・その他 キョウジョシギは、現在のところ絶滅の危惧はないとされているが、渡りの途中にあたる沿岸域での開発などが進み、生息地や食べ物の減少が懸念されている。 |
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キョウジョシギ