チョウセントラはアムールトラについで北方に生息するトラと見なされていたが、現在ではアムールトラと同じとされている。 また、チョウセントラの学名、「Panthera tigris coreensis」もアムールトラの「Panthera tigris altaica」と同意、或いは別名とされている。 体は北方に生息するものよりは小さいが、縞の幅が広くはっきりとした大型のトラである。 夜行性で、習性などはベンガルトラに似ているとも言われている。 シカやイノシシのほか、ノロ、ジャコウジカ、魚、爬虫類、昆虫など、何でも食べ、力も強く、時に家畜を襲うこともある。 チョウセントラは運動能力もすぐれ、5~7mはひと跳びで跳躍することが出来る。 また、高さも2m程なら簡単に跳び上がることができ、泳ぎもうまい。 ふつう1産2~6子。 近年は生息地の開発や破壊、毛皮目的などの乱獲の為、生息数が減少していて、現在チョウセントラ(アムールトラ)は国際自然保護連合(IUCN)の保存状況評価によって、絶滅危惧種(EN)としてレッドリストに指定されている。 ネコ科の動物へ / このページの先頭へ |
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チョウセントラ (アムールトラ)