スズガモは中型のカモ類で、一見するとキンクロハジロに似ているが、雌雄ともに冠羽はない。 国内には、主に冬鳥として飛来し、内湾などで多く見られる。 スズガモの分布域・生息環境 スズガモは、夏はユーラシア北部や北アメリカ北部などのツンドラ地帯で繁殖し、冬にはそれぞれの地域の南へ移動して冬を過ごす。 スズガモの大きさ・形態 全長は40~56cm前後、翼を広げた長さは71~84cm程で、体はマガモやカルガモなどよりは小さいが、中型のカモ類で、ホシハジロほどの大きさがある。 スズガモの生態・生活 北海道では夏でも観察されることがあるが、国内では主に冬鳥として飛来する。 スズガモの繁殖・寿命 繁殖期は5~7月頃で、交配は一夫一婦で行われるが、ペアはふつう繁殖地に着く前に形成される。 スズガモの保護状況・その他 スズガモは、全体としては生息数が多く、国際自然保護連合などでは、現在のところ絶滅の恐れはないとしている。 |
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スズガモ